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パイプカッターを使用して、銅管を適当な長さに切断します。
あせって切断を急ぐと、内側にめり込んでしまうので、ゆっくり締め込んでいきます。
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いい工具を使っても、バリは出ます。
このバリを取っておかないと、きれいなフレアは作れません。
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銅管内に異物が混入しないように下向きにし、リーマーを使用して、内側についたバリを取り除きます。
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外側に残ったバリは、ヤスリできれいに落とします。
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銅管内に異物が無いことを確認し、フレアツールをセットします。
このとき、銅管の出し代はフレアツールの説明書に従いましょう。
ツールメーカーによって、多少違うので注意が必要です。
フレアは、大きくても小さくても漏れの原因になります。
※フレアナットを使用して、何度も練習するのが一番です。
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銅管を広げていきます。
締め込んでいくと、「カチッ」とクラッチが効きますが、そこから5回くらい「カチカチ」と回してやります。
※余計に回してやることで、フレア内面がきれいな鏡面に仕上がります。
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キズの無い、きれいな鏡面に仕上がりました。
各メーカーが希望しているのは、このようなフレア面です。
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ちなみに、これはバリを取らずに加工したフレア面です。
内面にスジが入っているのが見えますが、これはバリを内側に巻き込んでしまったために付いたものです。
これは漏れの原因になりますので、使用できません。
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配管同士を、真っ直ぐ突き合わせます。
このとき、配管が斜めになっていると、うまくトルクが効きません。
この時点で、「配管の共回りが気になる場合」や「配管サイズの大きい場合」は、ナットの締付けがスムーズになるよう、フレア背面に規程の冷凍機油を筆などで少量塗布します。
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締め初めはモンキーを使用せず、手で締め込みます。
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最後にモンキーとトルクレンチを使用して、規程トルクで締め上げます。
念のため、2〜3回カチカチとやっておきます。
フレア加工・接続はこれで終了です。
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